歯周病がアルツハイマー型認知症を悪化させる?将来のために今できること 

痴呆の男性

こんにちは。所沢デンタルクリニックです。

9月21日は「世界アルツハイマーデー」です。近年の研究により、歯周病とアルツハイマー型認知症には関係があることがわかってきました。
そこで今回は、歯周病とアルツハイマー型認知症の意外なつながりについてお話しします。

アルツハイマー型認知症の原因とは?

「アルツハイマー型認知症」は、認知症の中で最も多いといわれています。脳内に「アミロイドβ」などの異常なたんぱく質が長い年月をかけて蓄積することで発症し、記憶力や判断力が低下していく病気です。
なぜこのたんぱく質が脳内に蓄積するのかについては、まだ明らかになっていません。
しかし、普段の生活習慣を見直し、早めに予防に取り組むことで、発症のリスクを減らしたり、症状の進行を遅らせたりできる可能性があります。 

歯周病菌がアミロイドβを増やす!?

歯周病は、20代以上の日本人のうち約4人に1人がかかっているといわれています。また、歯周病はお口の中だけでなく、心筋梗塞や脳梗塞などの全身の病気にも悪影響を及ぼすことがわかっています。 
さらに、九州大学のマウスを用いて行なった研究で、歯周病菌がアルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドβの生成や蓄積を促すことが明らかになりました。そのため、歯周病を放置すると、将来アルツハイマー型認知症を発症したり、発症後に進行したりするリスクが高くなると考えられています。 

毎日の「歯周病ケア」が将来の脳を守ります

アミロイドβは長い期間をかけて脳にたまると考えられています。そのため、早い段階から歯周病を予防・治療することが、将来の認知症予防のポイントになります。

毎日の丁寧なブラッシング

歯周病の原因となるプラーク(歯垢)をしっかり落としましょう。

歯間ケアアイテムの活用

歯ブラシだけでは届きにくい奥歯や歯と歯のすき間などには、デンタルフロスや歯間ブラシ、洗口液を併せて使うのがおすすめです。 

早めの予防が、将来の健康への投資になります

歯周病の予防は、お口の健康を守るだけでなく、脳の健康を守ることにもつながります。また、歯周病は自覚症状がないまま進行することが多いため、セルフケアだけでなく、歯科医院での定期的な検診も欠かせません。
当院では、歯周病予防のためのクリーニングのほか、定期検診で歯ぐきの腫れや出血の有無を確認しています。「最近歯科検診を受けていない」という方は、将来の健康のためにも、ぜひお気軽にご相談ください。

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